看護師の勤務体制は日勤や夜勤、早番や遅番など様々だ。どのような体制を取り入れている病院で働くかで私生活とのバランスのとり方も大きく変わってくるので、勤務体制の特徴やメリット、デメリットは良く心得ておく必要がある。
日勤や早番といった勤務形態は、やはり日中働き夜休むという、生活のバランスを取りやすい点が最大のメリットとなる。労働時間もちょうどよく、生活のサイクルを乱すことなく働けるのは大きな利点となるだろう。しかし、早番勤務の場合は早起きをして出勤をしなければならなくなるので、朝が弱い人の場合はこの点に苦労することもある。病院によっては7時から勤務が始まることもあり、それに合わせて起床、出勤をしなければならない。
遅番や夜勤は夜遅い時間あるいは早朝まで勤務をしなければならないので、生活のリズムが狂うといったデメリットがある。特に、夜勤は昼間寝て夜働くといったスタイルにいやでも適応しなければならないのでつらく感じる人もいるだろう。ただし、遅番や夜勤は手当が大きいといったメリットがある。夜勤となると、日勤に比べて大幅に手当てが増えるため、収入を上げたい場合には積極的にシフトに組み入れていくと良いだろう。
看護師の仕事において夜勤は嫌われがちな傾向にあるが、人によっては夜勤の方が性格に合っているということもある。夜勤の方が、やりがいを感じて働けるといった場合もあるので自分の相性にに合った仕事の働き方については、よく検討していくことが必要だ。